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糸島の宇美八幡宮の上宮へ。有名な宇美八幡宮(宇美町)との違いは?

糸島 宇美八幡宮 仲哀天皇 福岡(福岡・糸島)の神社仏閣/パワースポット

糸島市川付にあります、宇美八幡宮に行ってきました。

糸島 宇美八幡宮 一の鳥居方向と藤棚
場所は少々わかりづらいですが、藤棚で有名な場所でもあります。宇美八幡宮という宇美町の有名な神社と同じ名前です。安産の神様として地元のみならず遠方からも参拝に来る神社ですが、こちらも同じ安産祈願の神様として有名です、歴史的にもほとんど変わらない同じ宇美八幡宮という事になります。しかし、少々違う点もあります。簡単に言えば、宇美町の方がお金がかかってます(笑)糸島の方は相変わらずの渋い神社です。
糸島 宇美八幡宮 鳥居

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御神木が倒れてしまいました

台風などの災害の多い年となってしまいましたが、こちらの御神木も台風により倒れてしまいました。
糸島 宇美八幡宮 御神木が倒木
しかし、本殿など主要部分を守ってくださったという解釈をされている方がほとんどです。確かにそうなのかもしれませんね。神社の主要部分はとくに影響がないように見えました。
糸島 宇美八幡宮 御神木が倒れた

実は歴史がかなりあります

起源は治世10(322)年に平群木挽宿禰(へぐりの「づく」のすくね)の子「博公」神主として神社を立てたそうです。
へぐりの「づく」のすくねさんは、仁徳天皇と(有名な仁徳天皇陵のあのお方)名前を交換した人です。武内宿禰のお子さんです。
糸島 宇美八幡宮 縁起
ちなみに、「づく」は「ミミズクで、古名でツク、ズク」です。仁徳天皇が産まれた日に、ミミズクが産殿に飛び込んで来たので、仁徳天皇の方に「づく」が付く予定でしたが、武内宿禰の子供も同じ日に産まれてその子の産屋にもミソサザイという鳥が飛び込んで来て、これはおめでたいとかなんとかで、名前交換です。で、「平群の「づく」の宿禰」になりその子博公がここの神主初代になりました。
糸島 宇美八幡宮 階段
武内宿禰については生の松原の「壱岐神社」の壱岐真根子が武内さんの身代わりになった亡くなった話がありました。
その武内宿禰の孫が初代で現在武内宿禰の子孫として81代目が現在の神主「武内さん」なんだそうです。

真実はわかりませんが、かなり歴史がある事はこれだけでなく、神社の雰囲気が物語っています。

階段は急で長いです。なかなか大変なんです。

糸島 宇美八幡宮 階段が急

階段を上がると、拝殿です。

糸島 宇美八幡宮 拝殿

結構いい感じの古さですし、ピリッとした良い雰囲気があります。

糸島 宇美八幡宮 拝殿2

糸島 宇美八幡宮 拝殿を横から見たところ

神殿です。

糸島 宇美八幡宮 神殿
神殿には、衛兵のような方々がおられます。随神とか呼ばれる方々かもしれません。

糸島 宇美八幡宮 武官

左右におられます。糸島 宇美八幡宮 衛士

宇美町の宇美八幡宮との違い

簡単に言えば、宇美町の方で神功皇后が応神天皇を出産した場所、
糸島市の方は応神天皇のお父さん仲哀天皇が亡くなった場所です、おそらく。
絶対そうか?と言われるとどちらも絶対とは言えませんけどね。見てた人いないですし(笑)

そんな中、糸島の方では、田んぼの中で、稚児さんに甘酒と枝豆を3口づつ食べさせるという珍しい神事があります。

糸島 宇美八幡宮 神事

糸島宇美八幡宮奉賛会
こちらの起源が仲哀天皇の棺を安置する場所を占った事から始まったそうです。

拝殿内糸島 宇美八幡宮 拝殿内

これ(占い)も本当かどうかはわかりませんが、なかなか不思議な神事です。
神殿やら拝殿やら儀式をやるにはちゃんとした場所があるのにも関わらず、わざわざ田んぼの中での神事。
なにか理由があるとしか思えません。
本当に埋葬したのか、ちょっと安置していたのか(殯(もがり))ただちょっとだけ関わっていたり、亡くなった現場だったのか。歴史ミステリーはなかなか答えがでませんね。

狛犬糸島 宇美八幡宮 狛犬

宇美町の方に残っているもので、「衣掛(きぬかけ)の森」「湯蓋(ゆふた)の森」「子安(こやす)の木[槐]」「子安の石」「産湯(うぶゆ)の水」「胞衣(えな)が浦」といった、出産に関わるキーワードがやたら多いですし、祭神のメインはやはり神功皇后から産まれた「応神天皇」だと思いますので、やはり産まれた場所なんでしょうねぇ。

狛犬糸島 宇美八幡宮 狛犬2

糸島で産まれた可能性(住所がこの辺りであった可能性)もあるんですが結局わかりません。

福岡県のそんな遠くない場所の神社になぜ同じ名前にする必要があったのかははっきりとはわかりませんでした。
しかし、お父さんが亡くなった場所(または安置されていた場所)と息子が生まれた場所。という親子の生死に関わった場所が全く同じ名前と言うことは偶然なら運命でしょうし、わざとならもっと深い意味があるのかなと、思いました。

上宮の様子

実際は古墳になっています。規模は小さいですが、仁徳天皇陵と同じ前方後円墳です。
糸島 宇美八幡宮 前方後円墳

上宮への入口糸島 宇美八幡宮 上宮入口

ちょっと歩きます。そしてちょっとだけ不安になります(笑)糸島 宇美八幡宮 上宮への道

上宮の鳥居糸島 宇美八幡宮 仲哀天皇

糸島 宇美八幡宮 上宮糸島 宇美八幡宮 上宮

石の祠ですね。糸島 宇美八幡宮 上宮 仲哀天皇

仲哀天皇のお墓かもしれないなんだか、神気強めな場所でした。風のせいか、転がってるお酒の瓶はとりあえず立てて帰りました。あんまり勝手に持って帰ったりするのも失礼な気がしたもので、立てるだけです。パワースポットとしか言えない場所でした。

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糸島 宇美八幡宮 アクセス

住所:福岡県糸島市川付785

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