糸島の秘境「不動の滝」とともに謎に包まれている「雷山神籠石(らいざんこうごいし)」を見に行ってきました。
この滝には飛鳥時代(708年/和銅元年)から不動明王が祀られており、1300年以上祭祀が行われていたという神秘的な場所であります。つい最近まで「嵯峨里不動堂」というお堂があり、そこに不動明王の像もあったのですが、管理できなくなったので、雷山千如寺大悲王院に移されました。まさに秘境。しかもちょっと遠い。
そのお堂には「(せんがい ぎぼん)」と言うゆるふわ系画家兼お坊さんも遊びに来ていたという
このお坊さんは結構面白い人だったようですが、とにかく書く絵がゆるい。
https://mag.japaaan.com/step/30336/img_5459
現代でもいけそうなタッチ(笑)この人のマンガがあったら読みたいですねぇ。
「○△□図」 というある意味挑戦的で当時としては前衛的な?絵も書いています。江戸時代に。
狂歌(おもしろ系の短歌)も作ってまして。
「うらめしや わがかくれ家は雪隠か 来る人ごとに紙おいてゆく」
(雪隠=トイレ)
(絵の依頼がバンバン舞い込んで来て)「紙を勝手に置いていく奴らがいる。俺の家はトイレか?」と。
女流歌人・野村望東尼(ぼうとうに)さんもここに来てました。姫島に像がありました。
糸島の秘境 不動滝へのルートはこんな感じです
藤坂橋バス停よりスタート
参考:糸島コミュニティバス藤坂橋バス停
にしたにがわ
ゆるやかな坂道を歩きます
あとほんの1.2kmです。
ここから分岐で下へ
あと0.5km地点です。なんだか葉っぱが青い!!
さすがは秘境の地ですね。青い葉っぱがあるとは!!(「コンテリクラマゴケ」っぽい!)
小さな橋は好きです。
白い花が咲いてます(「ヤブミョウガ」っぽい!)
山の中って感じです。
上り坂。あと少し
到着です。
不動滝石碑
小さめな不動明王
こちらは大きめの不動明王
わかりませんか?
見える人にだけ見えると言われています・・・?
まあ正直、古くてよくわかりません。
かつてここにお堂(嵯峨里不動堂)がありました。
今はこんな感じです。
お堂の中でお茶を飲みながら滝が見れたそうで。うらやましい。
こちらが不動滝
パワーを貰ってるそうですが、撮影の邪魔であります(笑)
不動滝から見る景色
不動滝の由来が書かれている石碑
雷山千如寺大悲王院へ移された不動明王
http://karatsukaido.jugem.jp/?eid=290
神聖な場所であった事がなんとなく伝わってきます。
続いて雷山神籠石へ
謎の古代遺跡 雷山神籠石
そんなに遠くはない場所に雷山神籠石があります。
神籠石(こうごいし)って福岡県には多いです。
久留米の「高良山神籠石」が最初に見つかり、その後続々と発見。
最近はこのあたりを「雷山城」とか呼んでるそうです。
「こうご」の意味もわからず、「神籠」は宛て字で。
古代の山城だとか、霊域だとか言われていますが、いろいろと謎な感じの古代遺跡です。
「神籠石の北水門」
北水門の上に「筒城神社の跡地」があります。
「筒城神社の鳥居」です。
筒城神社跡地、ここに社殿があった模様。
筒城というお城についても詳細不明です。
「不動滝」「雷山神籠石」ともに歴史の深い場所でした。滝の方はお堂がなくなって残念ですが、雷山神籠石の謎は私が生きてる間に解明されるといいなぁと思います。
古代遺跡や古代からある自然や神域を感じられる場所です。
糸島の秘境でありパワースポットです。
不動滝 アクセス
住所:福岡県糸島市飯原
雷山神籠石 アクセス&口コミ
住所:福岡県糸島市雷山
じゃらん:https://www.jalan.net/kankou/spt_40222af2170020033/
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